■サヨナラバス
前の曲の最後で全員メインステージへ戻って来ていて、そこでコートを脱ぎます。
一足先に戻っていた仁亀が、なにやらドラムの陰から小道具を持ち出してたんですが…牧野に何か話し掛けられて苦笑いするじんじん、何をするのかと思ったら、なんと前奏のハーモニカを生演奏!!!!!!(ビックリ∞)
メンバー全員がじんじんを囲むようにその様子を見ているんだけどハーモニカパートが終わったあと、淳之介と上田はパチパチパチと拍手を、聖とマルンは「ダメじゃん!」とつっこみをしたり。でも全員が笑ってて、なんかいい雰囲気です…(泣)。
仁のパートが終わると、亀梨以外の4人は歌いながらまた外周へ歩き出します。ソロが終わって安心のじんじん、ふぅとため息をついて後ろに立ってた亀梨に向かって思いっきり顔をしかめて、「むーりー!」(読唇術)と絶叫(笑)。
それに対して亀梨は、じんじんの肩をわざと強めにポン!と叩いてなんか偉そうに笑ってたけど、もう片方の手に握られているのが月型のタンバリンじゃ、あんまり偉そうに見えない(笑)。でもそんな2人のラブっぷりに大満足。
歌は仁亀以外の4人が担当。Aメロは淳之介と聖が、Bメロをロバ丸が。全員、自分のパートがないところでも大きな口をあけて歌いながら、
会場のてっぺんの方まで背伸びして手を振ってくれています。その姿に、曲のよさが加わって、ラストを待たずして感動止まらず…。
サビと最後の♪サヨナラ サヨナラ…♪は6人全員で。最後にもまた仁のハーモニカソロがありますが、そこはみんなと離れた所でやらなくてはならず、終わったあと完全に顔が見えなくなるぐらいうつむいて、恥ずかしそうにしていたのがかわいかったです。
■to heart
しんみりとしたイントロが流れると同時に、明るかった会場も一気に暗くなりあわい青いライトの光に包まれラストの曲です。足元まですっぽり隠れるロングコートをはおったカツン、ピンスポに照らされて真直ぐ凛々しく立っています。なんだか一回り大きくなったように感じるその姿に、思わず手をつなぎ合うカツンヲタヲバ3人組(笑)。
「この思いを…」のフレーズは、中央花道の真ん中にいた上田のソロ。やっぱり指が変な方向向いてたけどそれでも一言一言、一生懸命歌っている姿が印象的であり感動的であり、そして守ってあげたくもなり(笑)。続く「君の声を…」からは、中央花道・先端にいたマルンのソロ。またもや捨てられた小犬のような切ない顔で、細くて綺麗な指を上下させながらの熱唱でした。
そして「携帯がつないだ運命…」からは、目の前左花道先端にいた淳之介がソロを。ちょっと首をかしげた状態で、斜めをむいて歌うんだけど、たまに目を閉じた時の顔が凄く色っぽくて素敵でした。
そんな淳之介が自分のパートが終わってライトが聖へ写っていくうす暗闇の中、足におでこがくっついちゃうんじゃないかってくらいお辞儀をして、顔をあげたら真直ぐ肩の上に手を伸ばしバイバイ!と手を振ったのですが、その時のなんともいえない清々しい表情を見た途端、感動して涙が…。(えみちゃんにつられたのもあり・笑)
「どんな遠く離れていても…」からの聖のソロは、中央ステージへ歩いていく淳之介の背中を見送りながら聞いたんだけど(爆)、もうあまりに感動してしまって、次のサビを口をへの字にして体全体で熱唱する亀梨、そして♪夜は夜になるため…♪の仁ソロでは(なんとハモリパートはリッキーが!)カツンサイコウ…と感涙の涙に濡れる会場。(感情入りまくりのカツンヲタは私たちだけではなかった…笑)
長くアレンジされた間奏では、セットの階段に終結したメンバーが1人づつ最後のご挨拶。ラストのサビへ向かう間奏の盛り上がりにかぶったマルンの「ホントにありがとう。」は、しっかりと、重みのある低い落ち着いた声でした。
ペラペラ早口で話す(笑)いつものマルンとは全然違う雰囲気に、言葉にこもった思いの重さみたいなものを感じて凄く感動しました。
(人が話している間、淳之介はその人を見て微笑んだりうなずいたり、亀梨は口を一文字に結んで真っ直ぐ前を見つめていて、これまた萌え…)
ラストのサビ6人揃っての熱唱も、ただただひたすらに感動の時。フェイクは光一さんパートを亀梨が、剛さんパートを仁がしっかりと歌い上げ、ファンが口々に叫ぶメンバーの名前も、彼らへの賛美だと思うと今日はなんだか愛しい気持ちになりました。
そんな歓声の中、6人は階段上に一列に並びます。シャンシャンシャン…とまたOPと同じ鈴の音が響くと、6人の頭上にあったスクリーンがゆっくり下りてきます。永い永いお辞儀から顔をあげた時には、すっかり頭の上までスクリーンは降りてきてしまって顔は一瞬しか見えないんだけど、その一瞬の表情がすごく満足げな笑顔だったのがとても嬉しかったです。
■スクリーン映像
そして鈴の音と入れ替わりに流れ出す、ジョン・レノンの"Happy X'mas"。そして雪の映像に被るように、人物像がうかびあがり、リハ映像が流れてきます!レッスンでサンチェに怒られているところ(笑)、上田が自分が着る衣装を見てビックリしている所、
じんじんがあまりお見かけしない真剣な顔でダンスを練習している所、聖さんが熱心に衣装の破り方を研究している所。リハの片隅でこっそり昼寝をする淳之介、スリッパをマイク代わりになにやら熱唱している仁亀。6人が頭をつきあわせて、熱心にステージ表を確認している姿や、会場入りの風景などなど…。
そして最後に、全員でステージへ向かう姿をカメラが後ろから追いかけていきます。画面の奥にステージの明かりが見え、先頭をいくメンバーが走り出したその瞬間!一番後ろにいたメンバーがカメラに気付いて振り返り、笑顔を向けるという小憎たらしい演出が…(T_T)。
この最後に振り返る憎い演出を荷うカツンメンバーですが、誰が振り向くかがなんと公演ごとに違った事が判明。初日亀梨、続いて赤西。田口、田中、上田、中丸…とオーラスまではKAT-TUNの並び通り。笑顔も「行ってきます!」って感じだったり「何やってんの行くよ!」って感じだったり「まだまだだぞ!」と煽るようだったり、何か意味ありげにフフッと笑う(笑)とか、人によって様々。なんだかホントに自分が後ろからついてってるみたいな気持ち…。思わずグリーンウッド最終巻を思い出してしまった…(笑)。
通常では、再びステージへ駆け出し、その姿が光に飲み込まれると同時にスクリーンは真っ白に、BGMも消えて次の曲…なのですが、オーラスはなんと、全員でクルッと振り返りカメラに向かって手招きしながらステージの方へ!
今までの映像と違って、メンバーが汗だくなのは(笑)何故だろう?と思っていたら!ステージ中央階段上の登場口から、カメラごとカツン登場、なんと生放送だった!(笑)
■REAL DX
そして一瞬の静寂の後、流れ出したのはあのキレのいいイントロ!
真っ暗なステージに一列に並んで立つ6人を、ピンスポが順番に照らしていきますが、さっきまでしみじみしていた雰囲気はどこへやら、これからもう1ステージやるのかと思うくらい気合の入った、そして一層俺様な表情。A・Bメロの滝つパートは仁亀が、サビは6人揃って歌うというなんの工夫もないのカツン王道パターンだし、やっぱりバタバタ踊ってる人もいます(笑)。だけど。
カッコイイ。
心の底から搾り出す、カッコイイです。基本的すぎて感動も興奮も逆に伝わりにくい言葉とわかっていても、あえてこの言葉で。
個性ばかりが先に立ち、まとまりのないグループと言われ続けた(今もそれはそうだけど・笑)6人で過ごした半年余りの集大成。まとまりがなくても個性がバラバラでも、成り上がりナルシスト集団でも、ダンスが下手でも!(それでも上手くなったし元々上手い人だっているが・泣)6人揃って文字通り「KAT-TUN」なんだって事、私たちも感じたし、彼らの中にもそんな思いがあるのかなと感じさせてくれました。
そんな事思っていたら、曲の歌詞もなんだか合っている気がして明るい曲なのに泣けてきます…。
しかしカッコイイ!ハモりの高音を出すのにしかめっつらになってしまっているじんじんも、ハーモニーは低音が大切!とがんばりすぎて声どころか顔にドスがきいてしまっているかめなしはカワイイ!(笑)
■太陽のあたる場所
誰もが手抜きなく、アンコールとは思えない程の気迫で踊りきったREAL DXのラスト。♪ジャジャジャジャン!と音が途切れた瞬間、会場のあちこちから爆音と共に前が見えなくなるくらい大量の銀テープ吹雪が発射!!
ほわ〜んと皆がそれに見惚れている間にカツンはジャケットを脱いで、シンプルなオレンジのTシャツにお着替えを。インカムもはずし、マイクに持ち替えます。「ラストだぞー!」と珍しく男前な(笑)上田の煽りから遂にラストの曲。
柔らかい前奏と、キラキラ光る視界の向こうに聞こえる「ありがとう〜!」という声が、またイイ感じに感動を運んできます。REAL DXのときとはうってかわって、またやわらかい表情に戻った6人はお手振りへ散っていきます。
坂本パートはじんじん、快彦パートは亀梨かとおもいきやマルンが歌いますが、♪いつも束 だれかそば♪とか他の人も歌わなくちゃいけないパートを何度か忘れた聖は(笑)すれ違った淳之介(言わずとも笑顔全開)に何度かで叱られていた様子。どっちもかわいい〜!
そんな聖、この曲のラップばかりはリズム感を外す事無くちぇけらっちょポーズを繰り出し、名古屋ではそれをマルンしょちゅう真似してやっていました。どっちもかわいいぃ〜〜!!(泣)
終盤の盛り上がり、カミセンラップは案の定亀梨から。♪いつもはだしのまま…♪とごうつんを意識して歌うのかと思いきや笑顔デレデレで失敗(笑)。続く♪砂けむり…♪からは聖さんが、わたしたちも聖さんの真似をして上機嫌。そして注目のけんたんパートはやはり上田が!(笑)体や手は震えても声は低めでしっかりと。でも最後に笑顔をキラキラ輝かせながらお客さんに向かってイェーイ!とピースを。かわいいな…(笑)。
そして♪笑い絶えず♪からは、やっぱり笑顔が絶える心配などなさそうな淳之介が。結局、笑顔関係は全部この人がもって行きました(^^)。私もここのパート大好きなんだけど、歌っているほうも気持ちいのか、
♪今しかできないことは一生 夢の結晶 いつか実証♪ではメインステージで鉢合わせしたマルンと亀梨がどちらからともなく肩を組みあい、マイクを天井高く突き上げて顔をくしゃくしゃにして大声で歌い、そして別れていく時にそれはもう楽しそうにハイタッチ!しかもその後、「イテー!」って手をプルプルふりながら舌を出して笑う亀梨。ほんとかわいい…カツンか〜わ〜い〜いぃぃぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜(号泣)
そして淳之介のパートは短かかったなぁ、と思っていたら。そんなベイベー達をがっかりさせる事をするはずがなく!
その後、本当のラストのサビ、「くじけそうな…」のバックコーラス♪ラ〜ラララララ…パートを淳之介は1人で荷い、それにあわせて大きく手を横に振っているのをお客さんが次々とまねっこ。ソロで使ったポンポンを再び持ち出すお客さんもいて、いつしかそれが習慣化。
ラストの全員での♪ラ〜ラ〜ララララ…では会場が一体化しての横揺れという素晴らしい演出の立役者となるのでした。
そして太陽のあたる場所のインストが流れる中、ABC紹介(みんな揃ってバック転☆)、衝撃のケンカ相手FIVE紹介、そしてついにカツン最後のご挨拶。深く深くお辞儀をしてれる6人には、歓声に紛れて届かないかもしれないけど精一杯の拍手を。
Vコンだとけんたんの投げキッス、嵐コンなら相葉ちゃんのブワイビ〜!で終わるのがちょっとしたお約束、カツンにはそうゆうのないのかなぁ、とはじまる前に3人で話していたんだけど。まさかオーラスが階段を踏み外したじんじんの「イデッ!!」って声で終わるなんて誰が予想したでしょう…(笑)。
そんなわけでのカツンコン、お別れを惜しみつつも達成感と一体感が交じり合った、さわやかできっぱりとした終演。
最高のステージでした。
■瞳を閉じて
オーラスのみのダブルアンコール!
鳴り止まないアンコールに答えて、「瞳を閉じて」のイントロと同時に階段の上から飛び出してくるカツン。と、滝沢秀明!来てたんですね、見てたんですね…嬉しそうですね、仁亀…(笑)。
しかもしかも!聖さん…腹筋兄弟タンクトップ着用でノリノリです……もちろん雄叫びをあげています…(爆笑)。上田と淳之介というキャラをしっかりわきまえた二人以外は上半身にタオルをひかっけたまま、じんじんの美乳も随分出し惜しみされてしまったものですね(笑)。
お手振りというよりも、「最後にもう一盛り上がり!」という勢いのある雰囲気にノセられて、会場全体がハネてハネてハネまくり!全くチグハグなタイミングで煽りが入ったり、奇声があがったり(笑)、滝沢も思わず苦笑いのなんともカツンらしい最後に私たちも大満足。
緊張した顔も、必死に踊る姿も歌う姿も、ふとこぼれる自然な笑顔も、神妙な顔も、一生忘れられそうにありません。